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サナメディ

目次

サナメディ株式会社は、医療機器開発コンサルティング事業・自社事業・投資事業の3つを軸として展開している会社です。ここでは、サナメディの特徴と開発支援業務の例、その他のサービスについて紹介します。

サナメディの医療機器CRO(開発業務受託機関)の特徴

医療機器コンサルティング事業

サナメディのコンサルティングサービスは、事業性の評価や新規事業の立案、海外展開と事業化の伴走支援、契約や知財戦略実務といった細やかなカバー力と海外展開が強みです。

2012年に設立して以来、医療イノベーション事業化を目指して包括的な支援を提供してきました。コンサルティング業務には共同開発や共同事業も含まれ、産学連携や自治体との協業も相談できます。

実際の支援事例として、科学技術振興機構による「JST START事業/D-Global事業」を活用し、大学などの研究者とプロモーターをつないだ医療系研究シーズの事業化およびベンチャー設立を支援しました(※1)。

※1参照元:サナメディ公式HP(https://www.sanamedi.jp/start

国内外における自社事業

サナメディでは国内外における医療機器の研究開発と販売を手掛けており、他社製品の取り扱いもあります。

医療機器製造販売業(第一種)や高度管理医療機器等販売業・貸与業の許認可を受けており、米国食品医薬品局や欧州からの許可も取得しています(※2)。

※2参照元:サナメディ公式HP(https://www.sanamedi.jp/business

「死の谷」を越えるパートナー

医療機器や技術を事業化するためには、研究開発や知的財産、薬事といった幅広い領域に専門性を求められます。

そこで、サナメディでは豊富なスキルをもつチームを編成し、必要な許認可を受けて実績を積み重ねてきました。「死の谷」に沈まないためのノウハウを構築し、イノベーションの具現化を推進しています。

スタートアップへの投資

医療製品のインキュベーターであり、CROを手掛ける事業会社として、医療系スタートアップ事業への投資も行っています。

2024年時点での出資件数は計12社。事業化を多角的にサポートし、スタートアップ企業に対して資金調達のサポートも行ってきました。これまでに調達した金額は161億円以上にのぼり、機械学習システムを活用した医療応用や新しい画像診断技術を有する事業を支援しています(※3:2024年5月調査時点)。

このサイトでは、CLINICAL RESEARCH OFFICEの他にも、医療機器のCROを掲載しています。TOPページでは開発したい医療機器や製品別におすすめの医療機器のCROを紹介しています。医療機器の承認や申請を支援してほしいと考えている医療機器メーカーやヘルスケア系IT企業の方は必見です!

サナメディの医療機器の開発支援業務一覧

  • 事業性評価
  • 新規事業立案
  • 事業化伴走支援
  • 海外展開
  • 知財戦略・契約実務
  • 薬事・品質保証

サナメディのその他のサービス

医療機器開発に必要とされるプロセスをワンストップで行っています。アーリーステージには、医療機器に求められるニーズやプロトタイプのデザインなどを包括的に計画し、研究開発や臨床試験、承認申請と収益化までの流れをサポートしています。

サナメディの基本情報

会社名 サナメディ株式会社
所在地 東京都中央区日本橋本町二丁目3番11号 日本橋ライフサイエンスビルディング601号室
電話番号 03-6262-3322
公式HPのURL tps://www.sanamedi.jp/
THREE SELECTIONS
⽤途で選ぶ医療機器CRO3選
医療機器向けのCROとしてサービスを提供している会社の中から、「医療機器(デジタル領域)」「医療機器(器具‧用品)」「細胞治療製品」の3つの用途に分けて、おすすめの会社を紹介します。
医療機器(デジタル領域)
開発なら
マイクロン
マイクロン
引用元:マイクロン公式HP
(https://micron-kobe.com/)
対象
  • スマホ、PCを介した医療系ソフトウェア
  • 診断、治療目的のヘルスケアアプリ
  • AIを使った疾患の予測、診断プログラム など
CROの特徴
  • 40件以上のプログラム医療機器(SaMD)の開発実績、アイデアを形にするべく支援
  • CTやMRI、ヘルスケアアプリまで、様々な診断・治療プログラムを開発
医療機器(器具‧⽤品)
開発なら
シミック
シミック
引用元:シミック公式HP
(https://www.cmicgroup.com/)
対象
  • 血管吸引カテーテル、ステントグラフト等の機械器具
  • 造影剤用輸液セット、インスリン注入器等の医療用品
  • インプラント、歯科用ユニット等の歯科材料 など
CROの特徴
  • 30種類以上の医療機器の受託開発実績、多種多様な製品開発が可能
  • 医薬品と医療機器、化粧品と医療機器等、分野を超えた同時開発が可能
細胞治療製品
開発なら
IQVIAサービシーズ
ジャパン
IQVIAサービシーズジャパン
引用元:IQVIAサービシーズジャパン公式HP
(https://www.iqvia.com/ja-jp/locations/japan)
対象
  • 皮膚再生製品
  • 神経系再生製品
  • 循環器再生製品 など
CROの特徴
  • 再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績
  • 国内外の再生医療等製品の開発・薬事を熟知しているグローバル企業

【このサイトに掲載する会社の選定条件】
2023年2月7日時点、「医療機器 CRO」とGoogle検索して表示された企業、および一般社団法人日本CRO協会の会員企業の中から医療機器向けのCROとしてサービスを提供している22社を掲載しています。
【3選に掲載する会社の選定条件】
22社の公式HPを調査し、以下の条件で3社を選出しました。実績・種類はすべて2023年4月時点のものです。
マイクロン…SaMDの実績(40件)が最も多い。
シミック…第一種製造販売業許可(許可番号:13B1X10146)を取得しており、受託開発した医療機器の種類が最も多い。
IQVIAサービシーズジャパン…再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績があり最も多い。