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北武臨床

目次

北武臨床は、医療機器を中心に幅広い領域で支援を展開しているCRO(開発業務受託機関)です。受託実績が豊富な点も見逃せません。ここでは、北武臨床の特徴と開発支援業務の例、北武臨床が展開しているその他のサービスなどを解説しています。

北武臨床の医療機器CRO(開発業務受託機関)の特徴

医療機器開発を中心にサポート

北武臨床は、医療機器を中心に医薬品・化粧品・健康食品(特定保健用食品・栄養機能食品など)の開発をサポートしています。主な支援業務は臨床試験です。迅速かつ質の高いサポートを提供して、クライアントから支持されるCROを目指しています。

幅広いCRO受託業務

北武臨床は、幅広いCRO受託業務を提供しています。具体的には「治験実施に係る業務・治験終了などにかかる業務・生物学的同等性の解析業務・GCP監査にかかる業務・医薬品の製造販売承認申請後の業務」で構成される支援業務を提供しています。

ポイントは各分野できめ細かなサポートを行っていることです。例えば、治験実施にかかる業務では「実施医療機関および治験責任医師の選定調査」「治験実施計画書(案)の作成」「実施医療機関への治験依頼」「治験のモニタリング」「症例報告書の回収」などを行っています。ワンストップで、幅広いサポートを受けられるでしょう。

受託実績が豊富

受託実績が豊富な点も北武臨床の特徴です。2019年度には32件の生物学的同等性試験、2020年度には56件の生物学的同等性試験、3件のGCP監査、2021年度には5件のGCP監査、3件の統計解析、2022年度には12件の論文作成、9件の治験総括報告書作成支援などを実施しています。一定の経験がある医療機器CROと評価できます。

参照元:北武臨床株式会社公式HP(https://hokubu-rs.com/rs/trustee.php

このサイトでは、北武臨床の他にも、医療機器のCROを掲載しています。TOPページでは開発したい医療機器や製品別におすすめの医療機器のCROを紹介しています。医療機器の承認や申請を支援してほしいと考えている医療機器メーカーやヘルスケア系IT企業の方は必見です!

北武臨床の医療機器の開発支援業務一覧

  • 医学専門家の推薦及び依頼と協議
  • 治験責任医師の依頼及び治験実施計画書等の合意支援
  • 説明文書及び同意文書(案)の作成
  • 委受託業務範囲に属する治験に係る文書又は記録の作成と管理
  • 症例報告書の原資料との照合並びに治験に係る文書又は記録の確認
  • 委受託業務の各段階における品質管理
  • 治験総括報告書(案)の作成及び協議
  • 治験依頼者のGCP監査
  • 監査報告書及び監査証明書の作成
  • GCP適合性調査の対応
  • GCP実地調査の立会い

※一部サービスを抜粋して紹介しています。詳しくは、公式サイトをご確認ください。

参照元:北武臨床株式会社公式HP(https://hokubu-rs.com/rs/business.html

北武臨床のその他のサービス

北武臨床は、CROとして医療機器・医薬品・化粧品・健康食品などの開発を支援しています。公式サイトにこれら以外の業務は掲載されていません。

北武臨床が所属する北武グループ内には、治験実施体制の整備、CRC業務などを提供する株式会社クリニカル・サポート・コーポレーションや治験医療機関として医薬品や食品などの臨床試験を実施する美しが丘病院臨床薬理センターなどが存在します。その他のサービスは、グループ会社から受けられる可能性があります。

北武臨床の基本情報

会社名 北武臨床株式会社
所在地 北海道札幌市中央区南1条西8丁目4-1 TG札幌ビル5F
電話番号 011-272-3533
公式HPのURL https://hokubu-rs.com/rs/index.html
THREE SELECTIONS
⽤途で選ぶ医療機器CRO3選
医療機器向けのCROとしてサービスを提供している会社の中から、「医療機器(デジタル領域)」「医療機器(器具‧用品)」「細胞治療製品」の3つの用途に分けて、おすすめの会社を紹介します。
医療機器(デジタル領域)
開発なら
マイクロン
マイクロン
引用元:マイクロン公式HP
(https://micron-kobe.com/)
対象
  • スマホ、PCを介した医療系ソフトウェア
  • 診断、治療目的のヘルスケアアプリ
  • AIを使った疾患の予測、診断プログラム など
CROの特徴
  • 40件以上のプログラム医療機器(SaMD)の開発実績、アイデアを形にするべく支援
  • CTやMRI、ヘルスケアアプリまで、様々な診断・治療プログラムを開発
医療機器(器具‧⽤品)
開発なら
シミック
シミック
引用元:シミック公式HP
(https://www.cmicgroup.com/)
対象
  • 血管吸引カテーテル、ステントグラフト等の機械器具
  • 造影剤用輸液セット、インスリン注入器等の医療用品
  • インプラント、歯科用ユニット等の歯科材料 など
CROの特徴
  • 30種類以上の医療機器の受託開発実績、多種多様な製品開発が可能
  • 医薬品と医療機器、化粧品と医療機器等、分野を超えた同時開発が可能
細胞治療製品
開発なら
IQVIAサービシーズ
ジャパン
IQVIAサービシーズジャパン
引用元:IQVIAサービシーズジャパン公式HP
(https://www.iqvia.com/ja-jp/locations/japan)
対象
  • 皮膚再生製品
  • 神経系再生製品
  • 循環器再生製品 など
CROの特徴
  • 再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績
  • 国内外の再生医療等製品の開発・薬事を熟知しているグローバル企業

【このサイトに掲載する会社の選定条件】
2023年2月7日時点、「医療機器 CRO」とGoogle検索して表示された企業、および一般社団法人日本CRO協会の会員企業の中から医療機器向けのCROとしてサービスを提供している22社を掲載しています。
【3選に掲載する会社の選定条件】
22社の公式HPを調査し、以下の条件で3社を選出しました。実績・種類はすべて2023年4月時点のものです。
マイクロン…SaMDの実績(40件)が最も多い。
シミック…第一種製造販売業許可(許可番号:13B1X10146)を取得しており、受託開発した医療機器の種類が最も多い。
IQVIAサービシーズジャパン…再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績があり最も多い。