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メビックス株式会社

目次

メビックス株式会社では臨床研究の専門支援事業を展開しており、立ち上げからパブリケーションまでワンストップのCROサービスを提供しています。本記事では、提供しているCROの特徴や会社情報などについて解説します。

メビックス株式会社の医療機器CRO(開発業務受託機関)の特徴

エムスリーグループと連携している

メビックスは、27万人以上の医師が登録する医療従事者専門サイト「m3.com」を運営するエムスリーグループと連携しています。インターネットを活用した「治験(臨床研究)のe化」を推進し、試験情報のやり取りなどさまざまな業務において、医療機関とITを活用した双方向の情報フローを確立。効率的な試験運用に貢献するとともに、試験をより迅速に実施できるようサポートしています。

また、グループの総合力を活用して治験施設の選定(治験君)、カルテスクリーニング、データ入力支援など、さまざまなサービスを提供し、顧客にメリットを提供できるよう努めています。

国内有数の臨床研究受託実績がある

疾患領域や規模の大小、試験期間にかかわらず、数多くの臨床研究の支援実績がある点もメビックスの強みです。領域別の受託状況では、循環器の割合が最も高く、その次に代謝内分泌、悪性新生物、呼吸器の順に続きます。業務別受託状況は、モニタリングを筆頭にメディカルライティングや統計解析が中心です。多様な分野での支援実績があり、依頼先として検討しやすい企業といえます。

※参照元:メビックス株式会社公式サイト(https://www2.mebix.co.jp/company/strength/)

メビックス株式会社の医療機器の開発支援業務一覧

  • 臨床研究支援
  • 医療機器・サービスの研究開発
  • 製造販売承認申請
  • 販売

メビックス株式会社のその他のサービス

メビックス株式会社では、医師の声を反映させたEDCシステム「CapToolシリーズ」を自社開発・販売しています。新しいWebデザインを採用したシンプルなインターフェースにより、高速で直感的な操作を行えます。初めて使用する方でもスムーズに開始することが可能です。利用開始までは目安として2週間程度とされており、迅速な導入が期待できます。

専用ソフトのインストールや設備の強化が必要なく、インターネット接続ができるパソコンがあれば、場所を問わず利用できます。iPadに対応している点は、利用環境の幅を広げる要素といえます。

CapToolシリーズは、割付君、CapTool Lite、CapTool Cloud、CapTool mini、CapTool Primeの5商品を展開しています。そのため、導入にあたってはまず打ち合わせを行い、臨床研究の内容や要件などを確認し、適した商品を選定します。

その際、デモ画面で実際の操作を試していただくことも可能です。顧客の現場に適したシステム構成機能に関するカスタマイズを提案し、現場に合わせたシステム開発を行った上で導入します。導入後も、機能の追加や変更が可能です。

また、特定の臨床研究に対応した独自の支援サービスも提供しています。臨床研究法対応の専任部門「特定臨床研究オペレーション室」を設置し、専属スタッフが担当して、研究ごとの要件に応じた支援を行います。

メビックス株式会社の基本情報

会社名 メビックス株式会社
所在地 東京都港区虎ノ門3-8-21 虎ノ門33森ビル10階
電話番号 03-4362-4500
公式HPのURL https://www2.mebix.co.jp/
THREE SELECTIONS
⽤途で選ぶ医療機器CRO3選
医療機器向けのCROとしてサービスを提供している会社の中から、「医療機器(デジタル領域)」「医療機器(器具‧用品)」「細胞治療製品」の3つの用途に分けて、おすすめの会社を紹介します。
医療機器(デジタル領域)
開発なら
マイクロン
マイクロン
引用元:マイクロン公式HP
(https://micron-kobe.com/)
対象
  • スマホ、PCを介した医療系ソフトウェア
  • 診断、治療目的のヘルスケアアプリ
  • AIを使った疾患の予測、診断プログラム など
CROの特徴
  • 40件以上のプログラム医療機器(SaMD)の開発実績、アイデアを形にするべく支援
  • CTやMRI、ヘルスケアアプリまで、様々な診断・治療プログラムを開発
医療機器(器具‧⽤品)
開発なら
シミック
シミック
引用元:シミック公式HP
(https://www.cmicgroup.com/)
対象
  • 血管吸引カテーテル、ステントグラフト等の機械器具
  • 造影剤用輸液セット、インスリン注入器等の医療用品
  • インプラント、歯科用ユニット等の歯科材料 など
CROの特徴
  • 30種類以上の医療機器の受託開発実績、多種多様な製品開発が可能
  • 医薬品と医療機器、化粧品と医療機器等、分野を超えた同時開発が可能
細胞治療製品
開発なら
IQVIAサービシーズ
ジャパン
IQVIAサービシーズジャパン
引用元:IQVIAサービシーズジャパン公式HP
(https://www.iqvia.com/ja-jp/locations/japan)
対象
  • 皮膚再生製品
  • 神経系再生製品
  • 循環器再生製品 など
CROの特徴
  • 再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績
  • 国内外の再生医療等製品の開発・薬事を熟知しているグローバル企業

【このサイトに掲載する会社の選定条件】
2023年2月7日時点、「医療機器 CRO」とGoogle検索して表示された企業、および一般社団法人日本CRO協会の会員企業の中から医療機器向けのCROとしてサービスを提供している22社を掲載しています。
【3選に掲載する会社の選定条件】
22社の公式HPを調査し、以下の条件で3社を選出しました。実績・種類はすべて2023年4月時点のものです。
マイクロン…SaMDの実績(40件)が最も多い。
シミック…第一種製造販売業許可(許可番号:13B1X10146)を取得しており、受託開発した医療機器の種類が最も多い。
IQVIAサービシーズジャパン…再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績があり最も多い。