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CROに依頼すると社内のリソース・人材不足が解消する

目次

臨床試験に関わる業務を自社で行おうとすると、人材はもちろん、コストも時間も必要になります。この業務をCROに依頼することで生じるさまざまなメリットについてまとめています。

人材不足解消にもつながる
CROへの業務依頼のメリット

製薬会社や、医療機器を開発・販売している企業が、CROに医薬品・医療機器開発支援を委託することのメリットはたくさんあります。

医薬品・医療機器開発の
スピードアップ

医薬品や医療機器の開発には膨大な時間がかかります。その期間は一般的に、医薬品では9~17年、医療機器は5~8年といわれます。その開発工程の中でも、臨床試験(治験)にかかる時間は、医薬品の場合3~7年(※2023年3月調査時点)。

この臨床試験を、臨床試験のプロフェッショナルであるCROに依頼することで、計画立案や準備、治験、報告書の作成など、すべての業務において効率よく進めてもらうことができるので、自社で行うよりもスムーズにでき、時間短縮につながると考えられます。

※参照元:国立研究開発法人 国立成育医療研究センター(https://www.ncchd.go.jp/scholar/clinical/chiken/patient/about.html)

エビデンス作成補助

CROは臨床試験に対して豊富な知識と経験を持っているため、医薬品や医療機器のエビデンスを作成する際にも、その知識や経験を活かしてサポートしてもらうことができます。

マンパワーの充実

臨床試験に対応するためには、専門的な知識を身につける必要があります。自社で臨床試験を行う場合、そのための人材を確保して教育、またはプロフェッショナルを採用しなければなりませんが、それには時間もコストもかかります。

とくに、少人数の事業部やITベンチャーの場合、新たな人材が採用できなければ、現在いるスタッフで対応せねばならず、本来の業務にも多大な影響を及ぼしてしまいます。

臨床試験に関わる業務を、専門知識と経験を身につけているCROに依頼することで、こうしたリソース不足の問題を解消することが可能になります。

さまざまな
コンサルティングが可能

CROは臨床試験に関わる業務を行うのが基本ですが、CROによっては、開発段階から製造販売後まで、さまざまな業務のコンサルティングも可能です。各省令についての知識も豊富なので、資料作成のサポートや、自治体や認証機関との相談支援を行ってくれることもあります。

臨床試験のプロに
依頼することで人材不足を
カバーできる

時間もコストもかかる医薬品・医療機器開発。さらに、臨床試験に関わる業務を自社で行おうとするならば、そのための人材を確保して、必要な知識を身につけなければいけません。

中小企業や少人数の事業部、ITベンチャーにおいては、人材不足や資金不足は深刻な問題です。臨床試験に関わる業務を、専門的な知識や経験を持つCROに依頼することで、新たな人材を採用せずともリソース不足を解消することができ、自社のスタッフも、もともとの仕事に注力できます。

このサイトでは、医療機器の開発を支援するCROを掲載。TOPページでは開発したい医療機器や製品別におすすめの医療機器のCROを紹介しています。

医療機器の承認や申請を支援してほしいと考えている医療機器メーカーやヘルスケア系IT企業の方は必見です!

THREE SELECTIONS
⽤途で選ぶ医療機器CRO3選
医療機器向けのCROとしてサービスを提供している会社の中から、「医療機器(デジタル領域)」「医療機器(器具‧用品)」「細胞治療製品」の3つの用途に分けて、おすすめの会社を紹介します。
医療機器(デジタル領域)
開発なら
マイクロン
マイクロン
引用元:マイクロン公式HP
(https://micron-kobe.com/)
対象
  • スマホ、PCを介した医療系ソフトウェア
  • 診断、治療目的のヘルスケアアプリ
  • AIを使った疾患の予測、診断プログラム など
CROの特徴
  • 40件以上のプログラム医療機器(SaMD)の開発実績、アイデアを形にするべく支援
  • CTやMRI、ヘルスケアアプリまで、様々な診断・治療プログラムを開発
医療機器(器具‧⽤品)
開発なら
シミック
シミック
引用元:シミック公式HP
(https://www.cmicgroup.com/)
対象
  • 血管吸引カテーテル、ステントグラフト等の機械器具
  • 造影剤用輸液セット、インスリン注入器等の医療用品
  • インプラント、歯科用ユニット等の歯科材料 など
CROの特徴
  • 30種類以上の医療機器の受託開発実績、多種多様な製品開発が可能
  • 医薬品と医療機器、化粧品と医療機器等、分野を超えた同時開発が可能
細胞治療製品
開発なら
IQVIAサービシーズ
ジャパン
IQVIAサービシーズジャパン
引用元:IQVIAサービシーズジャパン公式HP
(https://www.iqvia.com/ja-jp/locations/japan)
対象
  • 皮膚再生製品
  • 神経系再生製品
  • 循環器再生製品 など
CROの特徴
  • 再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績
  • 国内外の再生医療等製品の開発・薬事を熟知しているグローバル企業

【このサイトに掲載する会社の選定条件】
2023年2月7日時点、「医療機器 CRO」とGoogle検索して表示された企業、および一般社団法人日本CRO協会の会員企業の中から医療機器向けのCROとしてサービスを提供している22社を掲載しています。
【3選に掲載する会社の選定条件】
22社の公式HPを調査し、以下の条件で3社を選出しました。実績・種類はすべて2023年4月時点のものです。
マイクロン…SaMDの実績(40件)が最も多い。
シミック…第一種製造販売業許可(許可番号:13B1X10146)を取得しており、受託開発した医療機器の種類が最も多い。
IQVIAサービシーズジャパン…再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績があり最も多い。