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CTD

目次

医薬品や医療機器の臨床開発や臨床試験を「共同作業」として、提案や支援を行っているCTD。治験や特定臨床研究など、さまざまなプロジェクトに携わっています。ここではCTDの特徴と開発支援業務の例、その他のサービスを紹介します。

CTDの医療機器CRO(開発業務受託機関)の特徴

当事者の立場や目線に立った支援

CTD(Conduct of clinical Trials & Development)は「人と人、人と企業を繋ぐネットワーク」として、臨床試験と臨床開発をサポートしている企業です。

豊富なノウハウを元に、製薬企業・医療機器メーカー・承認審査機関・医療機関の視点から開発や試験の業務を受託しています。

2023年8月からは、データやICTを活用して予防・未病・治療・ケアの分野に取り組む株式会社JMDCグループに参画し、JMDCグループの治験関連企業との連携や協力が可能になりました。

医薬品機器審査センターや厚生労働省安全対策課・審査管理課で勤務し、日本臨床薬理学会評議員でもある代表が、豊富な知識と経験を活かして開発計画への助言や支援、企業治験の運営を行います。

当事者の立場に立ってプランを提案

開発計画作成・試験計画作成といったプランニングに始まり、委託先の選定や進捗管理、試験の実施と申請準備までトータルサポートが可能です。

臨床開発・臨床試験についてどのような戦略やプランとするべきか、個々の試験はどのような体制で実施する必要があるかを提案し、当事者の立場で伴走しながら支援しています。

「対面助言についてわからないことがある」「開発について効率的な戦略を考えたい」といったリクエストを受けつけるほか、実際に行われる試験の運営管理も請け負っています。

2023年9月17日には「第23回CRCと臨床試験のあり方を考える会議2023 in 岡山」にて座長を務め、医師が主導する治験の制度整備に関して講演を行うなど、業界活動にも取り組んでいます。※

※参考元:CTD公式HP(https://c-ctd.co.jp/contents/activity.html

このサイトでは、CTDの他にも、医療機器のCROを掲載しています。TOPページでは開発したい医療機器や製品別におすすめの医療機器のCROを紹介しています。医療機器の承認や申請を支援してほしいと考えている医療機器メーカーやヘルスケア系IT企業の方は必見です!

CTDの医療機器の開発支援業務一覧

  • 臨床開発・臨床試験のコンサルティング
  • 臨床試験の企画・運営・管理
  • その他臨床試験にかかわる相談
参照元:CTD公式HP(https://c-ctd.co.jp/contents/service.html

CTDのその他のサービス

株式会社CTDは、2010年に創業し企業治験や医師主導の治験、臨床研究における開発・試験のコンサルティングを主な業務として行っている会社です。医薬品や医療機器の開発を円滑に進めるため、また「人と人、人と企業をつなぐネットワーク」をモットーとして医薬品や医療機器の開発を共同化するため、各所へ働きかけや提案を行っています。

CTDの基本情報

会社名 株式会社CTD
所在地 東京都中央区入船1-2-9 八丁堀MFビル4F
電話番号 03-6228-4835
公式HPのURL https://c-ctd.co.jp/
THREE SELECTIONS
⽤途で選ぶ医療機器CRO3選
医療機器向けのCROとしてサービスを提供している会社の中から、「医療機器(デジタル領域)」「医療機器(器具‧用品)」「細胞治療製品」の3つの用途に分けて、おすすめの会社を紹介します。
医療機器(デジタル領域)
開発なら
マイクロン
マイクロン
引用元:マイクロン公式HP
(https://micron-kobe.com/)
対象
  • スマホ、PCを介した医療系ソフトウェア
  • 診断、治療目的のヘルスケアアプリ
  • AIを使った疾患の予測、診断プログラム など
CROの特徴
  • 40件以上のプログラム医療機器(SaMD)の開発実績、アイデアを形にするべく支援
  • CTやMRI、ヘルスケアアプリまで、様々な診断・治療プログラムを開発
医療機器(器具‧⽤品)
開発なら
シミック
シミック
引用元:シミック公式HP
(https://www.cmicgroup.com/)
対象
  • 血管吸引カテーテル、ステントグラフト等の機械器具
  • 造影剤用輸液セット、インスリン注入器等の医療用品
  • インプラント、歯科用ユニット等の歯科材料 など
CROの特徴
  • 30種類以上の医療機器の受託開発実績、多種多様な製品開発が可能
  • 医薬品と医療機器、化粧品と医療機器等、分野を超えた同時開発が可能
細胞治療製品
開発なら
IQVIAサービシーズ
ジャパン
IQVIAサービシーズジャパン
引用元:IQVIAサービシーズジャパン公式HP
(https://www.iqvia.com/ja-jp/locations/japan)
対象
  • 皮膚再生製品
  • 神経系再生製品
  • 循環器再生製品 など
CROの特徴
  • 再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績
  • 国内外の再生医療等製品の開発・薬事を熟知しているグローバル企業

【このサイトに掲載する会社の選定条件】
2023年2月7日時点、「医療機器 CRO」とGoogle検索して表示された企業、および一般社団法人日本CRO協会の会員企業の中から医療機器向けのCROとしてサービスを提供している22社を掲載しています。
【3選に掲載する会社の選定条件】
22社の公式HPを調査し、以下の条件で3社を選出しました。実績・種類はすべて2023年4月時点のものです。
マイクロン…SaMDの実績(40件)が最も多い。
シミック…第一種製造販売業許可(許可番号:13B1X10146)を取得しており、受託開発した医療機器の種類が最も多い。
IQVIAサービシーズジャパン…再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績があり最も多い。