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東京エレクトロン デバイス株式会社

目次

東京エレクトロン デバイス株式会社では、医療機器の設計から製造まで、ワンストップでのサービスを提供しています。本記事では、自社CROの特徴や会社情報をご紹介します。

東京エレクトロン デバイス株式会社の医療機器CRO(開発業務受託機関)の特徴

半導体技術を活用した製品開発

産業機器の開発実績で得たノウハウと半導体商社として事業運営してきたスキルをもとに、デバイスやセンサー、マイコンなど、さまざまな半導体技術を活用した医療機器の開発と製造を行っています。また、医療機関が製品を円滑に運用できるよう、ISO認証をはじめとする各種認証を取得しています。

開発実績が豊富

MRIやCTに用いられる画層診断装置をはじめ、血液検査装置、遺伝子検査装置など、幅広い臨床検査機器の開発実績があります。導入先には手厚いアフターサービスも提供し、円滑に運用できるようサポートしている点も特徴です。

開発コスト削減が期待できる

半導体部品商社でもある自社の強みを活用して、製造部品などのコスト削減を目指せる点は大きな魅力です。また、自社工場での製造を行っており、自社で製造することを前提とした設計を行うので、効率的な製造工程を組むことで工数を削減します。医療機器製造業登録をしている工場や設計開発センターで設計から製造まで対応しているため、コストを下げつつも品質を保持する体制が整っています。

高度な医療機器の提案が可能

導入済みの医療機器に追加してさらに医療業務を効率化できる部品や機器の提案が可能です。スムーズな診療や検査を行えるよう、常に新しい技術を生み出し、医療現場をサポートします。

PoC開発に対応可能

医療機関の要望に基づいた設計。開発を行う「フルスクラッチ開発」のほかに、「短期PoC構築開発」に対応している点も特徴です。PoCは、求める製品の製造が可能かどうかを検証する方法です。簡易版のシステムを作成して、実際の医療現場で活用できるかを検証のうえ、本格的な開発・製造に入ります。PoC開発を短期間で行い、効率的なコストで医療機器を提供します。

大量生産にも対応

短期PoC構築開発やリプレース開発を軸に、大量生産にも対応しています。これらのサービスをすべて自社で一貫して行っているため、効率的な工程で迅速な導入と適切なコストでの提供を実現している点が特徴です。

必要な工程のみ依頼できる

医療機関や顧客企業のフェーズに応じて、必要なサービスのみの提供も行っています。機能評価、設計、検証、製造など、それぞれの工程に応じて依頼することも可能です。

東京エレクトロン デバイス株式会社の医療機器の開発支援業務一覧

東京エレクトロン デバイス株式会社が提供している開発支援業務は以下の通りです。

  • 受託支援サービス
  • 製造サービス
  • 製品運用時の改番開発サポート
  • 部品供給管理

東京エレクトロン デバイス株式会社のその他のサービス

CROのほか、コンピュータシステムの開発や販売、保守、監視サービスも提供しています。ネットワーク関連製品やストレージ関連製品、セキュリティ関連製品にまつわるサービスが中心です。

東京エレクトロン デバイス株式会社の基本情報

会社名 東京エレクトロン デバイス株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー
電話番号 03-6635-6000
公式HPのURL https://www.inrevium.com/
THREE SELECTIONS
⽤途で選ぶ医療機器CRO3選
医療機器向けのCROとしてサービスを提供している会社の中から、「医療機器(デジタル領域)」「医療機器(器具‧用品)」「細胞治療製品」の3つの用途に分けて、おすすめの会社を紹介します。
医療機器(デジタル領域)
開発なら
マイクロン
マイクロン
引用元:マイクロン公式HP
(https://micron-kobe.com/)
対象
  • スマホ、PCを介した医療系ソフトウェア
  • 診断、治療目的のヘルスケアアプリ
  • AIを使った疾患の予測、診断プログラム など
CROの特徴
  • 40件以上のプログラム医療機器(SaMD)の開発実績、アイデアを形にするべく支援
  • CTやMRI、ヘルスケアアプリまで、様々な診断・治療プログラムを開発
医療機器(器具‧⽤品)
開発なら
シミック
シミック
引用元:シミック公式HP
(https://www.cmicgroup.com/)
対象
  • 血管吸引カテーテル、ステントグラフト等の機械器具
  • 造影剤用輸液セット、インスリン注入器等の医療用品
  • インプラント、歯科用ユニット等の歯科材料 など
CROの特徴
  • 30種類以上の医療機器の受託開発実績、多種多様な製品開発が可能
  • 医薬品と医療機器、化粧品と医療機器等、分野を超えた同時開発が可能
細胞治療製品
開発なら
IQVIAサービシーズ
ジャパン
IQVIAサービシーズジャパン
引用元:IQVIAサービシーズジャパン公式HP
(https://www.iqvia.com/ja-jp/locations/japan)
対象
  • 皮膚再生製品
  • 神経系再生製品
  • 循環器再生製品 など
CROの特徴
  • 再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績
  • 国内外の再生医療等製品の開発・薬事を熟知しているグローバル企業

【このサイトに掲載する会社の選定条件】
2023年2月7日時点、「医療機器 CRO」とGoogle検索して表示された企業、および一般社団法人日本CRO協会の会員企業の中から医療機器向けのCROとしてサービスを提供している22社を掲載しています。
【3選に掲載する会社の選定条件】
22社の公式HPを調査し、以下の条件で3社を選出しました。実績・種類はすべて2023年4月時点のものです。
マイクロン…SaMDの実績(40件)が最も多い。
シミック…第一種製造販売業許可(許可番号:13B1X10146)を取得しており、受託開発した医療機器の種類が最も多い。
IQVIAサービシーズジャパン…再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績があり最も多い。