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NATAコーポレーション

目次

NATAコーポレーションは、未来の医療を積極的に支援するために、臨床試験支援事業のソリューション・サポートを提供する企業です。本記事では提供しているCROサービスの特徴や、その他のサービスについても紹介します。

NATAコーポレーションの医療機器CRO(開発業務受託機関)の特徴

CROやその他の支援で研究を支える

株式会社NATAコーポレーションは2022年に設立した企業です。特定臨床研究の研究事務局支援を行うCRO事業を専門に、複数件の特定臨床研究支援業務を受託した実績があります。医薬品・医療機器(メディカル・デバイス)・医薬部外品・機能性食品などの開発に関するコンサルティング業務のほか、特定臨床研究を支援するSMO事業・その他医薬品や医療機器などの非臨床試験支援事業も手掛けています。

安全性評価・開発試験業務を支援

医薬品等の開発支援では、「非臨床試験(GLPおよび非GLP試験)」の安全性評価試験と「臨床試験」の開発業務支援に対応しています。非臨床試験の安全性評価試験については、医薬品・農薬・医療機器・化学物質・医薬部外品・化粧品・食品添加物、特定保健用食品が対象です。臨床試験の開発業務支援は、医薬品および医療機器、食品および化粧品等の業務支援を提供しています。

EBMを重視した各種支援サービス

NATACO(株式会社NATAコーポレーション)では、業務支援サービスとして研究責任医師の業務代行支援・特定臨床研究のフォロー・CRB(認定臨床研究審査委員会)審査資料の作成支援・医薬品等の開発支援を提供しています。ライフサイエンスとヘルスケアを軸としながら、クライアントの要望に対応するためにEBM(evidence-based medicine)を重視しています。jRCT特定臨床研究支援実績として、令和5年2〜12月にかけて眼科・皮膚科・神経内科における効果の検討や臨床研究、試験を支援しました。

CRO企業としての豊富な実績と知見

NATACOでは特定臨床研究CRB審議件数70件、研究事務局支援業務11件の実績を持つスタッフが常駐しています。日本国内にCROが少ないことから、特定臨床研究に特化したCRO業務を提供。また、NATACOに在籍するスタッフは臨床試験の領域で30年の経験をもつプロのため、依頼内容に関する幅広い知識を有しています。

NATAコーポレーションの医療機器の開発支援業務一覧

  • 安全性評価試験業務支援(非臨床試験)
  • 医薬品及び医療機器の開発業務支援(臨床試験)

NATAコーポレーションのその他のサービス

NATACOでは、研究の計画・実施・データ収集・解析・結果報告といった、研究責任医師(※)の業務領域を支援しています。研究期間の短縮や費用の低減に加え、研究責任医師とCRB、厚生労働省間の報告や情報管理を円滑に進められるよう、被験者の健康と福祉を考慮しながら手厚く支援しています。

※研究責任医師は、特定臨床研究において登録を行う研究代表医師、研究責任医師、研究分担医師のうち、特定臨床研究を単施設で実施する際に責任者となる医師のことです。

NATAコーポレーションの基本情報

会社名 株式会社NATAコーポレーション
所在地 東京都町田市鶴間1-2-6
電話番号 公式HPに記載なし
公式HPのURL https://nataco.co.jp/
THREE SELECTIONS
⽤途で選ぶ医療機器CRO3選
医療機器向けのCROとしてサービスを提供している会社の中から、「医療機器(デジタル領域)」「医療機器(器具‧用品)」「細胞治療製品」の3つの用途に分けて、おすすめの会社を紹介します。
医療機器(デジタル領域)
開発なら
マイクロン
マイクロン
引用元:マイクロン公式HP
(https://micron-kobe.com/)
対象
  • スマホ、PCを介した医療系ソフトウェア
  • 診断、治療目的のヘルスケアアプリ
  • AIを使った疾患の予測、診断プログラム など
CROの特徴
  • 40件以上のプログラム医療機器(SaMD)の開発実績、アイデアを形にするべく支援
  • CTやMRI、ヘルスケアアプリまで、様々な診断・治療プログラムを開発
医療機器(器具‧⽤品)
開発なら
シミック
シミック
引用元:シミック公式HP
(https://www.cmicgroup.com/)
対象
  • 血管吸引カテーテル、ステントグラフト等の機械器具
  • 造影剤用輸液セット、インスリン注入器等の医療用品
  • インプラント、歯科用ユニット等の歯科材料 など
CROの特徴
  • 30種類以上の医療機器の受託開発実績、多種多様な製品開発が可能
  • 医薬品と医療機器、化粧品と医療機器等、分野を超えた同時開発が可能
細胞治療製品
開発なら
IQVIAサービシーズ
ジャパン
IQVIAサービシーズジャパン
引用元:IQVIAサービシーズジャパン公式HP
(https://www.iqvia.com/ja-jp/locations/japan)
対象
  • 皮膚再生製品
  • 神経系再生製品
  • 循環器再生製品 など
CROの特徴
  • 再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績
  • 国内外の再生医療等製品の開発・薬事を熟知しているグローバル企業

【このサイトに掲載する会社の選定条件】
2023年2月7日時点、「医療機器 CRO」とGoogle検索して表示された企業、および一般社団法人日本CRO協会の会員企業の中から医療機器向けのCROとしてサービスを提供している22社を掲載しています。
【3選に掲載する会社の選定条件】
22社の公式HPを調査し、以下の条件で3社を選出しました。実績・種類はすべて2023年4月時点のものです。
マイクロン…SaMDの実績(40件)が最も多い。
シミック…第一種製造販売業許可(許可番号:13B1X10146)を取得しており、受託開発した医療機器の種類が最も多い。
IQVIAサービシーズジャパン…再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績があり最も多い。