NISSHAは、1929年に創業し、海外にも拠点をもつ企業です。産業資材・デバイス・メディカルテクノロジーの3事業をメインに展開し、医療機器の開発製造受託も行っています。
ここでは、NISSHAが提供する医療機器CROの特徴、開発支援業務の内容、その他のサービスなどを紹介します。
NISSHAは世界各国に開発拠点と量産工場をもち、ワンストップ体制でロスを少なく開発を行ってきました。 日本においても、クラス10,000のクリーンルームを保有するNISSHAイノベーションセンターKYOTOなど試作・分析・開発までを迅速に提供できる研究開発施設を用意しています。
同イノベーションセンター内にISO13485(医療機器品質マネジメントシステム)準拠の工場を併設するなど、量産体制にも対応しています。
医療機器は、低侵襲医療に適応する手術機器、医療用ウェアラブルセンサーといった各種機器の設計や製造の受託を約25年以上展開しています。 日本国内はもちろん、世界の医療機器メーカーからも選ばれる存在として、ワンストップサポートサービスを提供し続けてきました。
ISO13485(医療機器品質マネジメントシステム)に基づく製造体制と、加工技術や材料に関する知見を活用し、CMO(医療機器製造受託)やCDMO(医療機器開発製造受託)のものづくりを展開しています。
NISSHAは精密加工技術やワンストップ体制に強みをもちながらも、患者の治療モニタリングに役立つ自社ブランド製品の製造も行っており、多様化する医療現場のニーズに応えている企業です。 グループ全体で、メディカルテクノロジー事業部に携わる社員は約1,300人。
グローバルに事業を展開しながら、一人ひとりの患者へのQQL向上を目指した医療機器製造・開発受託を心掛けています。
NISSHAではメディカルテクノロジーのほかにデバイス・産業資材分野でも事業を展開しています。 産業資材分野では、プラスチック成形と同時に機能付与や加飾を行う「IMD」「IML」「IME」製品を提供。サスティナブル資材や素材コンサルティングサービスも提供しています。
デバイス事業は、精密で機能的な部品やモジュール製品の製造開発を中心に実施。圧力検知用のフォースセンサー、気体検知のためのガスセンサーのほかに、主力製品であるフィルムタッチセンサーはグローバル市場においても幅広く採用されています。
会社名 | NISSHA株式会社 |
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所在地 | 京都府京都市中京区壬生花井町3 |
電話番号 | 公式HPに記載なし |
公式HPのURL | https://www.nissha.com/ |
【このサイトに掲載する会社の選定条件】
2023年2月7日時点、「医療機器 CRO」とGoogle検索して表示された企業、および一般社団法人日本CRO協会の会員企業の中から医療機器向けのCROとしてサービスを提供している22社を掲載しています。
【3選に掲載する会社の選定条件】
22社の公式HPを調査し、以下の条件で3社を選出しました。実績・種類はすべて2023年4月時点のものです。
マイクロン…SaMDの実績(40件)が最も多い。
シミック…第一種製造販売業許可(許可番号:13B1X10146)を取得しており、受託開発した医療機器の種類が最も多い。
IQVIAサービシーズジャパン…再生医療分野において166以上の試験、6,600例以上の実績があり最も多い。